KOTOの避妊手術
KOTOが我が家に来てから避妊手術をするかどうかずっと悩んでてん。
手術をすることによって病気のリスクを減らして、少しでも長く一緒に過ごしたいという気持ちの反面、人間の判断で痛い思いをさせる事に抵抗があったん。
その為に色々調べた。
避妊手術のメリット
手術をして減らせる病気は、子宮の病気・卵巣の病気・ホルモンによって悪影響が出る病気(糖尿病など)
特に乳腺腫瘍は初めての発情期までに手術したら、発症のリスクを0.05%とめっちゃ少なくすることができるんやって。
あとは生理によるトラブルをなくせるんよ。
生理は、生後6~10ヶ月頃から約半年に1回あるねん。その期間は、1~2週間くらい出血があるから、汚れへんようにマナーパンツとかをはかせたりする必要がある。
生理中は人間と一緒で元気が無くなったり、食欲が減ったり、落ち着きがなくなったりする。
生理後は、ホルモンの影響で妊娠していなくても妊娠したときみたいに体が変化したりするらしい。
わずかに乳汁が分泌したり、神経質になりストレスを感じやすくなるねんて。
生理中は他の雄犬を刺激してしまうことがあるねんな。
犬同士のケンカとかトラブルが起こりやすくなるし、目を離した隙に交配してしまったり、望まない妊娠につながってしまう恐れもあるよな。
散歩はなるべく犬のいない時間帯・場所を選んだり、ドッグランやカフェには行かないようにするとか、トラブルを避ける行動をしやなあかん。
避妊手術のデメリット
手術のリスク・肥満のリスク・妊娠できなくなる
避妊手術は全身麻酔をかけてするんやけど、全身麻酔には一定のリスクがある。
避妊手術はよく行われている手術やけど、卵巣や子宮の血管をしっかり結ばないと出血を起こして、危険な状態になる可能性があるんやって。特に肥満の犬とかは内臓に脂肪がつくことで血管を結ぶことが難しくって、出血するリスクが増加する。
避妊手術後は、ホルモンの影響で食欲が増したり代謝カロリー量の減少がおこって、肥満になることがあるんやって。
手術後、体重の増加が気になる場合は、フードの量を調整したり、フード自体を低カロリーでダイエット用タイプに切り変えたりするといい。
これは当たり前のことやけど、避妊手術をしたら妊娠、出産ができなくなる。
手術までの流れ
手術前日
身体検査・血液検査・レントゲン検査などをしてもらう。
夜ご飯を済ませ、それ以降は何も食べさせない。
手術当日
絶食の状態で病院へ行く。
全身麻酔をかけると嘔吐を起こすことがあるから、それによる窒息や誤嚥性肺炎を防ぐため。
預けて一旦帰宅。
手術時間は30分~1時間ぐらい。
手術後
開腹手術では体の負担が大きいため、1泊入院になることもある。
食欲や呼吸状態、排尿の有無とかを確認して、退院。
その後、抜糸するまでの1~10日間は、傷をなめなければ要らんけど、舐めてしまう子はエリザベスカラーを付けなあかんねんて。
手術費用はどれくらい?
費用は、病院の値段設定や入院日数、犬の大きさによって幅があるけど、30,000~80,000円程度が一般的。手術をうけようと考えている動物病院・に確認してみよ。
ちなみにKOTOの場合は…
前日は、21時までにご飯、0時からは水も飲ませない。
当時、絶食の状態で11時までに病院へ預けに行って、一旦バイバイして帰宅。
心配そうなKOTOw
17時半頃お迎えに行ってきてん。
手術は上手くいって、しばらく酸素カプセルで大人しくしてたって。
連れてくる時、降ろしても歩かなかったから抱っこされて来たんやけど、悲しそうな顔してたのが忘れられへん…
抗生剤3日分貰って帰った。
帰りの車の中では、ちょっとぐったりした様子でずっと寝てたわ。
帰ってすぐ、部屋の中をとぼとぼ歩いて嘔吐。
しばらくしてケージの中に入り嘔吐。
ぐったりKOTO。
ちょっと心配やったけど、様子を見ながらおやつやフードを口に持っていっても食べない。
その後は、安静にさせる為にケージの中で休ませることにした。
しばらくすると、また嘔吐してん。
さすがに心配になって、病院へ連絡入れて診察することになった。
準備して家を出ようとした時にまた…
病院へ行き見てもらったけど、大丈夫やったみたいで一安心…吐き気止めの注射をしてもらって帰宅した。
帰ってしばらくしてお薬を飲ませやなあかんから、少量の柔らかいフードにお薬を忍ばせてあげたら食べてくれた!よかった……
一晩何も無く過ごせたし、お薬入りの柔らかいフード&カリカリフード少なめも全部食べてくれた。
このまま順調に回復してくれますように。
ちなみに、手術費用は…
避妊手術(7~20kg) 税込 31,900円
吐き気止めの注射 税込 5,183円 でした。
参考になれば嬉しいな。
ご飯食べれるくらい回復したKOTO
一日でも早く走れるくらいに元気になってな